(Part of the CORBA FAQ, Copyright (C) 1996)
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CORBAはざっと15の異なるサービスを定義しています。これらのサービスはベーシックCORBAアーキテクチャを拡張します。これらのサービスは水平方向のアプリケーションサービスです。 違ったタイプのアプリケーションにも適用されます。 これらはネーミング、イベント、ライフサイクル、トランザクション、セキュリティ、永続性などを含みます。アプリケーションの機能は、これらの利用可能なサービスを導入することによって大きく拡張することができます。 あるレベルでは、ベーシックCORBAアーキテクチャはオブジェクトの分散機能を提供します。オブジェクトの実装はソフトウエアベンダーの責任として残されます。 CORBAサービスは実装済みの分散オブジェクトの集合であり、開発者がしばしば必要とする機能を用意します。
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CORBAネームサービスはオブジェクトリファレンスを取得するメカニズムを提供します。アプリケーションは最初にネームコンテキストへのオブジェクトリファレンスを取得します。 これは ORB::resolve_initial_references("NameService") を呼び出して行います。 一旦得られると、アプリケーションはネームコンテキストに対しresolve()オペレーションを呼び出すことができます。 resolveは論理的な名前からオブジェクトリファレンスを返します。 これはネームコンテキスト内で分散オブジェクトが名前を付けられていることを仮定しています。 アプリケーションが一旦そのオブジェクトリファレンスを取得すると、そのオブジェクトの操作を分散環境から起動することができます。 オブジェクトリファレンスを取得するのにネームサービスを使うことにより、アプリケーションは分散されたオブジェクトの実際の位置に関与する必要がなくなります。
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CORBAライフサイクルサービスは、オブジェクトの生成、削除、ネットワーク内での移動をアプリケーションがORBに対して要求できるようにします。アプリケーションはオブジェクトを明示的に、または暗黙のうちに生成したり削除したりできます。オブジェクトはアプリケーションファクトリによって生成されたり参照されたりすることができます。CORBAライフサイクルサービスはアプリケーションが標準的な方法で明示的に分散オブジェクトを生成または破壊することを可能にします。
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CORBAイベントサービスは、アプリケーション間のイベント通知機能をサポートするフレームワークをIDLインターフェースの形式で提供します。 イベントは荒い粒度のレベルで生成され、応答されます。 イベントサービスはイベントの生成やイベントへの応答を管理するのにチャネルを使います。 アプリケーションは与えられたチャネル上で発生した各イベントを感知します。 イベントサービスは匿名です。これは、アプリケーションはチャネル上のイベントを通知されますが、アプリケーションはイベントがどこで発生したかを知ることはない、ということを意味します。
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